大通のファッションビルにあるブランドアパレルショップで働く翔平。


この春から店長職を任された彼は、通し勤務や時間外の勤務にも柔軟に対応しなければならない。


ファッションビルの閉店時間は21時だが、帰宅するのはいつも22時を過ぎてからなのだと言う。




「遅い時間に帰れば、自分で飯を作るのは面倒だし・・・。

真琴がいる時は作ってもらえるけど、そうじゃなきゃ、わざわざ夜中から料理なんてしないからな。」




深夜営業のスーパーとコンビニ。


帰宅時間が遅い翔平には、この2つがなくてはならないものなのだそう。




「まぁな~。

手っ取り早く惣菜や弁当で済ませるのが一番楽だよな!?」




翔平の意見に同意する准一。


彼もまた、翔平ほどではないが遅くまで仕事を頑張っているサラリーマンの1人だ。