“同僚”という立場でこれから彼と繋がっていく。


だけど、そこから恋愛に発展する可能性は・・・?




―――近いけど遠い・・・。




近くで触れ合える関係。


そして“子ども”を介して成長の喜びを共感できる。




だけどこの関係は、それ以上でもそれ以下でもない。




男と女としてお互いを意識する事。


果たしてそれは、いつか叶う日がくるのだろうか・・・?




「はぁ~・・・。」




思わず漏らした溜め息。




もしかしたらこの数時間、私は夢の延長を見ていただけなのかもしれない。


明後日職場に出勤すれば、きっと今までと変わらない日常が待っているのだろう。