「斎藤ー、何番だった?」

クラスメイトの男子の声に耳を澄ます。


「俺?25番」



私の番号を見直す。

何回見ても私の番号は24番。


斎藤くんの、隣だ…。



やっぱり朝の予感は当たっていたんだ‼︎

嬉しくて、嬉しくて、その夜はねむれなかった。