私の番号は…。

23番。



17番じゃなかった。
斎藤くんの隣じゃない。


わかりやすく落ち込んで、ふと黒板を見る。


一瞬、自分の目を疑った。


23番。

それは、


斎藤くんの後ろの席だった。