「凛花、ごめんね相談なしに」
「ううん、おばあちゃん心配だもん」
「そう、ありがとう」
「うん」
そっか、皆と…離れるんだ…。
「凛花、何してんだ?」
「い…つき」
その日の夜、ココアを飲もうと冷蔵庫を開けたところ姿が見当たらなかったので近くのコンビニに繰り出していた。
「こんな時間に1人で、あぶねーだろ」
「だ…大丈夫だよ、徒歩5分だもん」
「ったく、見かけて出て来て良かったぜ」
「え?」
「あぁーー、いや、なんでも」
心配して、来てくれたの?
「ふふっ、ありがと」
「凛花は…女の子…なんだからな」
樹の顔が街頭に照らされて、驚いた。
耳まで真っ赤で、まるでタコみたい。

