そして、最後の朝…。 「凛花、荷物全部乗せた?」 「うん」 片付け終わった部屋を名残惜しく見渡す。 あんなにあった家具や荷物がない為、部屋が広く感じる。 寂しく…なっちゃったね。 泣かないよ。 サヨナラだって言わない。 絶対戻ってくるから。 「凛花、平気?」 「うん、すぐ行く」 最後にお世話になった部屋に一礼して、あたしは部屋を後にした。