休日は遊んで。
学校の日は帰り道に寄り道したり、たまには苦手な勉強を皆でやったりと。
気づいたら、明日は出発の日になっていた。
「今日最後の学校どうだった?」
「うん、皆にあいさつした。ほんとに行っちゃうんだねって言われた」
「…そう」
お母さんはあたしの言葉を、優しい顔で聞いていた。
「もう、準備は終わったの?」
「うん、確認もしたよ」
「そう、なら樹くん達の所に行ってくれば?」
「え…でも、まだ家の…」
「それなら大丈夫よ、お母さんとお父さんでやっちゃうから。明日お見送りに来てくれるとはいっても、ずっと小さい頃から一緒に居たんだから寂しく…なっちゃうでしょ?」
お母さん…。

