俺は、窓から身を乗り出し、美香紗の部屋を覗く。


「お前さ、宿題やった?」


「やってない」


「は?お前、締め切り明日だろ?理科のレポート」


「手伝って。はい」


コイツ・・・・ イライラっ


「大体、何なのよ!人のこと良いから、もう黙ってて!!」


・・・・


「分かった。さすがに悪かった。あのさ、もう決めようぜ?」


「何をよ。」