あたしとあの人は出会った時にある深い“契約”した。 “契約”違反という事実に恐怖が湧き上がっては止まらなかった。 「怖い…」 声に出てしまうほど恐怖でドキドキ。 左手の震えは止まること知らないのか、ガタガタ。震え続ける。 でも、不思議と恐怖はあっても 後悔はなかった。 少しだけ、あの光に近づけた気がすると気が楽になったのか意識が薄れていく。 この先のことは目が覚めたら考えよ。 あたしはここで意識を手放した。