チャイムを押し出て来たのは愛美に良く似た母親だった。 「こんにちは…愛美のお友達?」 頷くと、どうぞ! と言ってリビングへ通してくれた。 「…ごめんなさいね?愛美寝てるみたいなの…」 心配のせいかクマができてる母親。 クリスマスの事を聞いた時。 「…あの子よっぽど好きだったのね…リストカットまでするなんて…」 泣きながら話してくれる母親。 リストカット? どんだけ追いコンでんだよ。 部屋に案内してもらい、ベッドで眠る愛美を見る。