「だろ?というわけでだ!幸運にも、もうすぐバレンタイン。
モテない系男子にとってはただの平日だが、お前は違う。」

「バレンタイン?あぁ、あれ毎年困るんだよね。お返しも大変だしさ…」

遠い目をして、そう言うスギテルを俺はさらに遠い目をしながら、

「その件に関してはまた後でシバいてやる。
それはそれとして、お前にはバレンタインにあの腐れビ◯チどものチョコを拒絶し、また暴言を吐いてやってくれ!」

スギテルは何を言ってるか訳わからないと言った顔をしていたが、俺のあまりの真剣さに同意し、それを実行してくれることとなった。
さあ、これで今年はチョコレート祭りだぁぁぁあ!!!