晴れて中学生になった俺。

「中学生になれば、
カノジョとか出来てさー。
カノジョとデートとかしてさー。
カノジョの家とかいっちゃってさー。
カノジョと××しちゃってさー。
そんな…
そんな俺の淡い期待はどこに行ったんだぉぁぁぁぁあ!!!!!」

「うるせー!!!!!!!」
隣で雑誌を読んでるスギテルが俺に向かって叫ぶ。

「お前は本当に口を開けば、野球か女の話だな。もう少し高尚な話は出来ないのか?」

俺を軽蔑したような発言に、俺の中の何かが弾ける。