「……洸太?」 振り返ると、 アパートの手すりに手を掛けて こっちを見ている洸太の姿。 私が振り返ったことにびっくりしたのか 洸太も あっ、と反応した。 な、何か言わなきゃ! と思ったけど、 もう結構歩いてたから 声は聞こえない距離で…… 私は思いっきり両手を振った。