ふぇっ?え?
驚いた!
ホントにそれしか思えなかった。
だって私に話しかけて来たのはいつも、からかう男子か、それに便乗してふざけてくる女子だけだったから。


「楽しい?そう見える?」


また内心では嬉しかったのに思ってもないことを言う。


「あたしはあんたの意見聞いてんだけど?」


実は、美麗は一見おしとやかだけど物事をはっきり言う子。
あの時も同じだった。


私は、意を決して言った。


「楽しい訳・・・ないじゃん。私だって、皆と話したい!でも、どうしても無理なの!」


「そりゃ、無理だろな。自分で勝手に決め込んでんだもん。」


何?私が悪いの?


「何なの?私の気も知らないで。勝手なこと言わないで!」


私は、初めて人にキレた。