この、人見知りはいつから始まったのか私にも分からない。


でも、気づいたら私は周りの人達と上手く仲良くできなかった。

だから小学校からいつでもひとりぼっちだった。







あれは中2のはじめ_...


友達のいない私にとって学校は苦痛だった。
今とは違って暗いし、いわゆるじみ子だった。
いつもみたいに私はひとりで本を読んでた。


「ねぇ、あんたさ、そんな本ずっと読んでて楽しい?」


この時、話しかけて来たのが美麗だった。