過去とは、今の自分を追い立てるべくモノであると同時に、今の自分を匿ってくれるところでもある。 夢を置いてきた人もいるかもしれない。 想い出を置いてきた人もいるかもしれない。 過ちを置いてきた人もいるかもしれない。 罪を置いてきた人もいるかもしれない。 では最後の質問だ。 一体僕は過去に何を置いてきたのだろうか。それとも何も置いてこなかったのか。 いや、多分僕も例に漏れず置いてきたものがあるのだろう。 大切な大切なモノを…… ……僕は忘れてきてしまった、のだろう