「ちょ、大丈夫!?」
「おい!蒼生起きろっ!どうした!?」
ざわざわとみんなが集まりだしたところに、急いで駆けつけたあたしと蘭子。
「あ、蒼生……!?」
……そこには、荒く息をする蒼生が倒れていた。
「先生っ!誰か先生呼んで……!」
あたしが切羽詰まってそう叫ぶと、ゆうりんがダッシュで先生を呼びに向かった。
みんなが口々に蒼生の名前を呼ぶけれど、意識が朦朧としているのか、返事は返ってこない。
目は少しだけ開いているくらいで、実際に見えているのかはわからない。
ど、どうしよう!?
とりあえず大量の汗をかいているから、あたしはタオルを取りに部室に向かった。
そのときたまたまトイレから出てきた綾女ちゃんとすれ違いながら……。

