「はぁ・・・涼子さんはもっと自分に自信をもってくださいよ」
「えぇ?それは無理だよ。しかも中村君の隣にいたらなおさらムリ!」
「・・・・あなたは本当に自分のことがわかってないんですね」
「え?」
どこか呆れたように零した彼の言葉は雑音にかき消されて聞こえなかった。
「・・・いいえ、何でもありません。時間迫ってきてるんで行きますよ」
「あ、うん!」
再び歩き出した中村君を慌てて追いかけた。
「わぁ~、土曜日はやっぱり込んでるね」
辿り着いたシネコンは週末ということもあり人で混雑していた。
「そうですね。でもチケットはもう予約してあるんで並ぶ必要はないですよ」
「え、そうなの?さすが中村君。できる男は違うね」
「ははっ、だからなんなんですかそれ」
そう笑いながらチケットを取り出した彼は、
他にも飲み物なども実にスムーズにゲットして中へと案内してくれた。
こんな風に男性と一緒に出掛けるなんて、いつぶりだろう。
なんだかそわそわする。
「えぇ?それは無理だよ。しかも中村君の隣にいたらなおさらムリ!」
「・・・・あなたは本当に自分のことがわかってないんですね」
「え?」
どこか呆れたように零した彼の言葉は雑音にかき消されて聞こえなかった。
「・・・いいえ、何でもありません。時間迫ってきてるんで行きますよ」
「あ、うん!」
再び歩き出した中村君を慌てて追いかけた。
「わぁ~、土曜日はやっぱり込んでるね」
辿り着いたシネコンは週末ということもあり人で混雑していた。
「そうですね。でもチケットはもう予約してあるんで並ぶ必要はないですよ」
「え、そうなの?さすが中村君。できる男は違うね」
「ははっ、だからなんなんですかそれ」
そう笑いながらチケットを取り出した彼は、
他にも飲み物なども実にスムーズにゲットして中へと案内してくれた。
こんな風に男性と一緒に出掛けるなんて、いつぶりだろう。
なんだかそわそわする。