人生って本当にわからない。
まさかそれを身をもって経験することになるなんて。
「そういえば今何時なの・・・・?」
ゴソゴソと頭を動かした先に司のものと思われるスマホが転がっているのが見えた。手を伸ばしてちょっと拝借する。
画面に触れて表示されたのは6:00の文字。
「6時か・・・・・・・・・・・・・・・って6時?!」
ハッとしてもう一度画面を確認するとそこに表示された(月)の文字。
月曜?月曜・・・・・・・・・・・・・・・・
仕事っ!!!!!!!
ついさっきまで浸っていた幸福感なんてどこへやら。
サーーーーーーーーーーッと全身から血の気が引いていくのが分かった。
ガバッと飛び起きると辺りに散乱している衣類を掻き集め光の如く身につけていく。全て終わるとカウンターに置いたままの荷物を取ってダッシュで部屋を後にした。意味もなくエレベーターのボタンを連打し急いで乗り込む。
早く、早く、早くっっ!!!
やっとのことでエントランスに辿り着くと猛ダッシュで駆け抜ける。
「おはようございます。いってらっしゃいませ」
途中、コンシェルジュさんににこやかに挨拶されたけど、
もうそんなことに時間を使っている余裕なんて微塵もないっ!
「おはようございますいってきますっ」
超特急で駆け抜けながら息継ぎもせずそれだけ言うと私はマンションを後にした。
まさかそれを身をもって経験することになるなんて。
「そういえば今何時なの・・・・?」
ゴソゴソと頭を動かした先に司のものと思われるスマホが転がっているのが見えた。手を伸ばしてちょっと拝借する。
画面に触れて表示されたのは6:00の文字。
「6時か・・・・・・・・・・・・・・・って6時?!」
ハッとしてもう一度画面を確認するとそこに表示された(月)の文字。
月曜?月曜・・・・・・・・・・・・・・・・
仕事っ!!!!!!!
ついさっきまで浸っていた幸福感なんてどこへやら。
サーーーーーーーーーーッと全身から血の気が引いていくのが分かった。
ガバッと飛び起きると辺りに散乱している衣類を掻き集め光の如く身につけていく。全て終わるとカウンターに置いたままの荷物を取ってダッシュで部屋を後にした。意味もなくエレベーターのボタンを連打し急いで乗り込む。
早く、早く、早くっっ!!!
やっとのことでエントランスに辿り着くと猛ダッシュで駆け抜ける。
「おはようございます。いってらっしゃいませ」
途中、コンシェルジュさんににこやかに挨拶されたけど、
もうそんなことに時間を使っている余裕なんて微塵もないっ!
「おはようございますいってきますっ」
超特急で駆け抜けながら息継ぎもせずそれだけ言うと私はマンションを後にした。