3回?
最初は確か酔っ払った私を送ってくれた時。
司と中村君が鉢合わせをして、それが原因であいつと口論になった。
そしてあの日、中村君が泊まっていった日。
その2回しかないはず・・・
どういうこと?
「涼子さんが仕事を休んでるときに俺マンションまで行ったんです。心配で」
「嘘・・・」
全く知らなかった事実に驚きを隠せない。
「本当です。そしたらあの人が出てきて。その時も凄い顔で睨まれましたよ。俺その時にピンときたんですよね。この人絶対記憶あるだろうって」
「・・・・え?」
「初めて会った時はそこまで感じなかったんですけど、あの時は彼から凄いオーラみたいなのを感じたんです。自分と同じだからすぐに気付きました。あぁ、この人も涼子さんが好きなんだなって。その時はほとんど会話らしい会話もなかったですけど・・・凄かったですよ、彼の俺への牽制っぷりは」
そんなことが私の知らない間にあったなんて。
司はそんな素振りこれっぽっちも見せなかった。
「涼子さんから酷い男だって話を聞いてたから、実際に彼と会ってみて何かちょっと違和感を感じたんですよね。そこまで酷い男が何で俺にここまで警戒心剥き出しにするんだって」
最初は確か酔っ払った私を送ってくれた時。
司と中村君が鉢合わせをして、それが原因であいつと口論になった。
そしてあの日、中村君が泊まっていった日。
その2回しかないはず・・・
どういうこと?
「涼子さんが仕事を休んでるときに俺マンションまで行ったんです。心配で」
「嘘・・・」
全く知らなかった事実に驚きを隠せない。
「本当です。そしたらあの人が出てきて。その時も凄い顔で睨まれましたよ。俺その時にピンときたんですよね。この人絶対記憶あるだろうって」
「・・・・え?」
「初めて会った時はそこまで感じなかったんですけど、あの時は彼から凄いオーラみたいなのを感じたんです。自分と同じだからすぐに気付きました。あぁ、この人も涼子さんが好きなんだなって。その時はほとんど会話らしい会話もなかったですけど・・・凄かったですよ、彼の俺への牽制っぷりは」
そんなことが私の知らない間にあったなんて。
司はそんな素振りこれっぽっちも見せなかった。
「涼子さんから酷い男だって話を聞いてたから、実際に彼と会ってみて何かちょっと違和感を感じたんですよね。そこまで酷い男が何で俺にここまで警戒心剥き出しにするんだって」

