なんで・・・・?
なんでまだいるのよ。
もう日付も変わる時間でしょ?
っていうかいつまで現れ続けるつもりなのよ!
「涼子・・・」
私の姿に気付いた司がマンションの前から近付いてくる。
どうしようどうしよう。
走って逃げようにも足が絡んでまともに歩けない。
私はひたすら顔を下げてあいつを見ないようにした。
やがて視界の端にあいつの靴が映った。
「涼子、話がしたいんだ」
酔っ払ってるせいでいつものように素早く逃げられない。
「涼子さん、行きましょう」
ハッと顔を上げたときには中村君が私の肩を抱いて歩き始めていた。
そのまま司の横を通り過ぎてマンションへと向かう。
「涼子っ!!」
大きな声で名前を呼ばれてビクッと体が弾む。
思わず立ち止まりそうになった私の体を止めないように中村君はそのまま歩き続けた。
その場に司だけを残して私たちはマンションの中へと消えた。
なんでまだいるのよ。
もう日付も変わる時間でしょ?
っていうかいつまで現れ続けるつもりなのよ!
「涼子・・・」
私の姿に気付いた司がマンションの前から近付いてくる。
どうしようどうしよう。
走って逃げようにも足が絡んでまともに歩けない。
私はひたすら顔を下げてあいつを見ないようにした。
やがて視界の端にあいつの靴が映った。
「涼子、話がしたいんだ」
酔っ払ってるせいでいつものように素早く逃げられない。
「涼子さん、行きましょう」
ハッと顔を上げたときには中村君が私の肩を抱いて歩き始めていた。
そのまま司の横を通り過ぎてマンションへと向かう。
「涼子っ!!」
大きな声で名前を呼ばれてビクッと体が弾む。
思わず立ち止まりそうになった私の体を止めないように中村君はそのまま歩き続けた。
その場に司だけを残して私たちはマンションの中へと消えた。

