momentaryは相変わらず賑わいをみせていた。 今月の売上もクラブの中では1位だろう。 しかし、 「「キャアァァァァ」」 派手に着飾った女共がうるせぇ。 てめぇら猿か。 イライラした気持ちを抑え、店内を見渡す。 ヒロの奴、何処にいるんだ? 店長なのに、いつもフラフラしてやがる。 そのうち下ろすぞ、オイ。 ふと、カウンターの方に目を向ける。 いつもは席には誰も座っていない。 しかし、――――― っ、 統「なんだよ、アイツ」 そこには、 めちゃくちゃ綺麗な女が座っていた。