アジサイの季節の

あっくん、あゆみ、つばさ、元気にしていますか。ママはいつでも天国で見ています。お義父さん、お義母さん、こんなことになってしまって本当に申し訳ありませんでした。さぞや、お怒りのことでしょう。そうですよね、あたしが言った、あたし何のために生まれてきたのか、わからなくなりましたもん、病気のことは気づいていました。点滴を見たし、泣いている人を見ると、それが子供たちの姿に重なって、どうしていいかわからなかった。だけど、どうせ死ぬなら少しでも長く生きたかった。もっと、子供たちのそばにいたかった。せめて、翼が小学校に上がるまで、どんどん欲が出てきて、まだ子供ほしかったなとか、これから、2人は仲良くしてくれるだろうかとか、心配と期待が交錯しました。でも、あたしは、もういないんですよね。だから、あっくんたくします。どうか健康で、立派じゃなくていい、優しい人に育ててあげてください。あたしにはもう時間がありません。だから、なるべくうちに帰りたい。あたしが苦しいのはいい。だけど、子供たちがさみしがったり泣いたりしているときに、そばにいられないのが、苦しい。どうしてあたしなの。他に、夢とか希望とか全然なくて、自殺したり犯罪犯したり、なんであたしなの?やっとつかんだ幸せなのに。どうして神様。お願いします。時間をください。もっともっと生きたい