でもっ、あの笑顔は何もかも吹き飛ばす力があるんだって!!




・・・って誰に力説してるんだか・・・。





我にかえって恥ずかしくなったあたしだった。






その後、授業が始まったものの、なかなか集中できずにいた。





なぜかって?




それは別に須臣の王子様スマイルを引きずっているわけでもなく・・・



数学の授業がだるくて眠いわけでもなく・・・






他でもない不思議っ子である瑞樹ちゃんのことだ。





だって・・・きっとこの授業が終わればまた来るはずだし?




別に迷惑!!ていうワケでも無いんだけど・・・・




やっぱり同じクラスとかで友達は作ったほうがいいんじゃないかな~って思うし。




それに・・・先輩ばっかと関わってると余計友達出来にくいんじゃないかな?



ってあたしは思うけど・・・・・、



それでもいいって瑞樹ちゃんが思うんならなぁ・・・。



結局、学校でどう過ごすかなんて決めるのは瑞樹ちゃん次第なのかもしれない。