そりゃあ・・・



好きかもしれない人を今の今まで忘れてたあたしも悪いけど・・・



その一言は酷くない?!




・・・とあたしがあからさまにムスっとしていると、





『怒らない、怒らない。笑顔のがみゆちゃんに似合ってるって前言わなかったっけー?』




と言って須臣が微笑みかけてきた。



後光が差しているかのように見える眩しい笑顔。







キター(・∀・)






悩殺王子様スマイル!!!!!



トクン、トクン・・・



心臓がっ・・・壊れる!!




・・・・・。


ん?


ちょっと待って・・・


深呼吸、深呼吸。




頭に上っていた血が徐々におさまった。




なんでテンション上がってたのよ、あたし!!




もしかして、この笑顔で怒りが吹っ飛んでるあたしって・・・






脳内が須臣に侵されているのかもしれない・・・・・。




自分でもなんか一瞬キャラ変わったような気がしたし。