キミのとなり。

―放課後
玄関に行っても鈴音は待ってるはずがなく、俺は1人で帰ることにした。

鈴音は分かってねぇんだよ。
1人で帰るのがどんだけあぶねぇか。

もし知らずに後ろから車が来てたらどうすんだよ。
俺がいなかったらどうやってよけるんだよ。


クソッ。
カンッコロンコロンコロン、ポチャッ。

ムカついた勢いで蹴った石ころは静かな音を立て小さな川に落ちていった。


「れーんーとーくんっ!そんな怒ってどうしたのかな~?」
そう、子供をあやすように言ってきたのは俺の中学からの友達、夏目想楽-ナツメ ソラ-