ひまぁ〜、うち緊張してきた…

大丈夫、大丈夫笑




始めての中学校。

親友のありさが心配そうな目でこっちを見る。

私は、中学なんて、小学校の延長じゃんと思って全然期待してなかった。

クラスが発表されている下駄箱のまえへいくと私は5組だった。

1-5か…同じ小学校のひと多くて安心！

そして、ありさことあーちゃんも一緒だった。

クラスに入ると知らない人も多くて焦るばかり。ひとまず、席に座った。

そして、誰か先生が入ってきた。

「おはようございます。今日からみなさん中学生です。頑張っていきましょう！入学式があるので体育館シューズに履き替えて廊下に並んでください。」

入学式か先輩たちどんな人だろう。


＿_____＿_____＿_____


ざわざわ…

うわぁ。。なんか怖そう…

「えー。それでは只今から入学式を開式します。」

生徒会長の言葉。

校長先生の言葉。

PTAからの言葉。

つぎつぎと長い話が続き眠くなりそう。

そして、校歌を歌い終わった。

「えー、続きまして就任式を行いたいと思います。まずは、新任の紹介をします。」

どんな人かなぁ。

1…2…2人か…

1人は太っててお父さんって感じの面白そうな人。

もう1人は若くて細くて塩顔のひと。

あ、2人目の人結構女子に人気でそう。


1組、2組、3組の順番で担任の先生が発表されていく。

「5組、皆川優子先生」

え？男？女？でも、優子だから女だよね？

髪の毛が男みたいに短くてすらっとしててズボンのスーツをはき、メガネをかけていた。

みんなもざわざわしている。

そして、担任の先生紹介後、教室に戻った。

「えー担任の皆川優子です。これから簡単な自己紹介と中学校生活についてはなしていきたいと思います。」

そして、自己紹介と話が終わり、月日が経ち色々と準備をしていった。