「うわあ、屋上初めてだよっ

風きもちーー!」




健と一緒に向かった屋上。

なぜか健はずっと無言で俯いてる。




「............あのさ瑠奈ちゃん

俺....................」


「ん?どうしたの?」


「................瑠奈ちゃんが好きだ

この気持ちは譲れないんだ」







こく、はく....................





私健から告白されてるの........?







「た、健............私、実は............っ」


「言うな!!!!」





聞いたことのない、健の

大きくて低い声。