「お前ら....................殺されてーのか」

「「!!??」」




自分でもどんな表情をしているか


分からない。




でも............きっと今までで一番

怖い顔をしていると思う。






「瑠奈がどんな思いでお前らに

襲われたかわかるか................?

恐怖を。悲しみを。辛さを................

お前らわかんのかよ!!!!」





校舎に俺の声が響く。




「わ、わかんねーよ!」

「わ、わかっても意味ねーし!」


「本当は許したくねーよ

この場ですぐ殺してやりたい。

でも................。今回は待ってやる。

次。次何か手出したら................」





2人の胸ぐらを両手で掴み、

顔を近づける。





「お前らの事殺してやるよ」


「「ひいっ!すいません!!」」