明るい光が暗い病室に差し込む。


その光に気づき目覚める。





立ち上がった瞬間、ドアが開く。






「あ、瑠奈さん................。

おはようございます。」


「................」





黙って頭を下げた。




看護婦さんはそうだ、という顔を

して何かを取り出す。






「あの、これ....................

奏多さんから預かっていた

手紙です。瑠奈さんへの。」


「え............?奏多から?」






受け取り、封をやぶる。