きっと私はいつまでも。

ママの方を見ると

ママも俯いて泣いていた。




｢ママ................｣


｢私が知らない間に................

とても大人になったのね................。

.............まだ諦めないで、なんて。

昔のあなたなら絶対言えてない。｣


｢....................っ................

奏多といたら変われたの........っ

だから、今度は私が

奏多の事支える番だから............っ｣





奏多の方を見ると

奏多は目を赤くして微笑んだ。



そして私はママに話し続けた。





｢大丈夫....................

奏多のパパが助けてくれる。

それまで................

私は奏多に寄り添うよ。｣





奏多のママもママも奏多も。



私が話し終わると

笑いながら泣いていた。








....................奏多。




これからは辛い事全部話して。

1人で抱え込まないで。

2人で抱えたら1人の時より

軽くなるんだから。








その為に私がいるんだよ。