「周りの大人が呼んでくれたんだ....

俺がめちゃめちゃ叫んでたから」


「ふえっ............ぅっ............

こわ、かった....................」




奏多は私の頭を優しくなでて

こう言った。




「俺、これからは瑠奈を守る。

怖かったらいつでも呼べよ!」





私はこの言葉に救われた。


それと............奏多の笑顔に。