でも紫輝が現れて。
紫輝のせいで俺達は別れた。
紫輝と知り合ったのは
1番知られたくない所だったから。
俺が検診に病院を訪れた時。
俺と同じくらいの背の男の子に
声をかけられた。
「なあ、お前何の病気なの?」
「................は?」
デリカシーのデの事もないこいつ。
これが長谷川 紫輝との出会い。
「................心臓」
「心臓か。
俺はサッカーで足骨折。」
「................お前、誰?」
「ああ、俺紫輝。
これから仲良くしようぜ、奏多」
「は?何で名前知ってんだよ」
紫輝は俺の持つものを指差す。
「その紙に書いてあるし」
思いっきりかかれている俺の名前。
紫輝と顔を見合わせて笑った。
病気の事を知っていたのは
多分家族と紫輝くらい。
こいつといると瑠奈に
いつ何を言われるか分からない。
だから........................
俺は瑠奈と別れる事にした。

