小学校の頃................



「おい未来!!!

てめえ瑠奈に何かしたのかよ!」


「してねーし。

つーか俺もう中学生だからな?」




俺がいて未来がいて、瑠奈がいて........

極々普通の日だった。





だったのに。







「タッチ!ほら捕まえてみろよ奏多!」


「お前っ待っ............!!

ぅっ............くっ........!」


「奏多?どうした、奏多!!??」






未来の必死な顔は今でも

忘れられない。



そんな未来がいてくれたのに

この時も俺は意識を失った。