「ご、ごめん、健................大丈夫?」


「........おう。ってか嬉しいし?」


「へ!?な、何で?」





ゆっくりと起き上がり離れる。




「そうだ。瑠奈ちゃん一緒に

ご飯食べよっ!」


「え、え!?」





健に腕を引っ張られ、食堂に走る。

自然と笑みがこぼれる。




健に触れられて、嫌だとは

少しも思わない。




むしろ............嬉しい................





私は気づいていなかった。

私達の姿をある人が見ていた事に........