うなずいた直後だった。




「っ................!!!ぅっ........」


「え........っ!?奏多!?

どうしたの!?」





心臓を掴むように

手で押さえ苦しそうにする奏多。



私はそんな奏多に

何もする事ができないまま



奏多は意識を失った。





「奏多............?

奏多!!!奏多あっ!!!」


「どうしたの!?」



いきなりドアが開き

奏多ママが勢い良く入って来る。



素早く救急車を呼び、

奏多と私と奏多ママを乗せて

救急車は病院へと向かった。




奏多................


さっきまで普通に話してたのに............




どうしたの................っ!?




やだよ、奏多............................





奏多、いなくならないで....................