「ここ。俺んち」
「................へ?ここ?」
他の家が飾りのような感じで
建っているかのように存在感満載で
私の家の2倍........いや3倍くらいの家。
昔隣の家に住んでたのに
こんな家に住んでるの!?
ってか、奏多のパパ何してる人!?
「驚いてんだろ。
俺の親父、何かの会社の社長で。
出世しただろ?昔より」
「う、うん。すごい................」
「ほら、いくぞ?」
奏多は呆然とする私をよそに
インターホンを押す。
この家にすごい合ってる
オーケストラみたいな音がなる。
『はーーい♡』
へ?女の人?
結構若い声................