「ありがとう!!健、先生!!」
「俺たち............絶対に
良い家族になってやるよ」
「..............いつでも頼れよ。
先生はここにいるからな」
「俺も、メールとかしろよ!?」
2人に大きく手をふり
私達は学校を正式にやめた。
奏多の大きい手が
私の小さい手を包み
新しい生活がスタートした。
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「あのさ瑠奈、俺達まだ17歳だから
籍は入れられないけど
夫婦だからな?」
「............わかった、旦那さん!」
「..............お前............」
いきなりほっぺをぶにっと掴まれる。
「も、もう何............」
「............やばいな、旦那さんとか
何か........わかんねーけど。」