「............そーだ、瑠奈

家............どうする」


「あ。」





ここを出てからの事全く

考えてなかった私達。


それを、出る前の日の

10時に気づいていた。





「お前も考えてなかったのかよ」


「か、奏多もでしょ!?」


「とりあえず実家に明日は泊まって

明後日............は予定あるから無理。」


「じゃあ3日後不動産屋行こうよ」






私達の住む家。


そして家族として生活する................





荷物もまとめ終わり

私達は空っぽになった部屋で

抱き合いながら眠りについた。