「ねーー私のタオルどこ?」


「知らねーよ。

てか俺がやるから座っとけ」


「え、だって大変じゃ「いーから!」




私達の部屋の荷物を少しずつ

ダンボールに詰めている。



明日の朝にはここを出なくては

いけないので急ぎ気味だ。




私を気遣い一人で片付けている

奏多をながめながら

しぶしぶ二段ベッドに座る。




左手の薬指には指輪が輝く。





「うわ、こんなの瑠奈着てんのかよ?

やば、生で見たいわ」


「あ、ちょっと!!////

そ、それは置いといてえっ」


「赤とか....................」





私の下着が入っている

引き出しを開け次々と出していく。