「............すごいね奏多」


「瑠奈よりは勉強できるしな」


「うぅ............言い返せない..........」





奏多は静かな教室で

笑いをこらえていた。



こんな風景が今日で終わりなんて........






「んじゃ次、市川!ここ!」


「ふぇ!?

................えっとX=6?」





隣で奏多の笑い声が聞こえる。

先生も呆れて笑う。





「ここX求める問題じゃないぞ」





そ、そこから間違ってる!?


私、頭悪すぎ............