「............あのさ奏多って

意外と心配症なの?」


「............は?」


「だって色々言ってくるからさ。

いつもはこんなに言わないし........」





シャーペンをくるくるしながら

奏多はため息をつく。





「............当たり前だろ。

自分の子だぞ?瑠奈は嫁になるし。

.........そりゃ心配もするだろ」




嫁....................


改めて聞くと恥ずかしくなる。




自分で聞いといてなんだけど

とても................恥ずかしいです。






「........心配症な奏多も好き........だよ」