「分かった!」



にこりと笑いかけ、

ベッドで寝転がって奏多にくっつく。




「................そのかわり、一日中

部屋で2人でくっついてよーぜ?」







ニヤリと笑い、私を抱きしめる。




「瑠奈いい匂い................

シャンプーの匂いやばいわー........」


「え、何言ってんのっ」






私の頭に奏多は鼻をくっつける。



し、心臓がドキドキする............






「................触っていい?」


「へ?............どこを?」


「おーなーか。」





少し期待してしまったのが

とても恥ずかしくなる。





奏多は私のお腹に顔をもっていき


優しく、優しくさすった。







「................俺の子供がいるんだもんな

俺が................パパだからな」


「........ふふふっ。」


「............何笑ってんだよ............」


「だ、だってパパって................

父さんとか親父じゃなくて............」


「うるせーーよ............」





奏多は恥ずかしそうに

私のお腹に抱きついて黙った。