「............元カレだもんな。 知りてーのも無理はねーけど。」 「............聞いてもいい事なのかな」 「聞いてからどう思うかは 瑠奈次第じゃねーの。」 紫輝は海水で濡れた髪を 上にかきあげ、海に浮く。 どうしよう。 気になるけど。 もしとてつもなくひどい話で 後悔する事になったら。 私はもう奏多と関われない。 その覚悟が私にはあるのか。 自分で自分に聞く。 「............聞きたい?」 私は後悔しない。 強く決心して深くうなずいた。