「............紫輝と海行く」 私がそう言うと奏多はシャワーを 止めてこっちを向く。 「............2人だけで?」 「............そうだよ............?」 「....................そ。」 嫌だな、とか。行くなよ、とか。 そんな言葉をいつになっても 奏多から待ってる。 私は奏多を忘れられない。 未練がましい女なんだ。 「瑠奈、髪洗ってやる」 「................へ?い、いいよ」 「いーから、座れ」