青い空 恋の色

蓮斗saidー

「うっ、吐く……」

「ほら、かご」

「おほっ、おほおほっ」


千佳のところに戻って1週間。

千佳の体調は悪くなるばかりだった。


そんな千佳を見て胸が痛くなる。

だけど千佳の方がもっと辛いんだ。

だから俺は千佳を支える。

支える事しか出来ないから。


「ありがとう、もう大丈夫」

「よし」

千佳の嘔吐物が入ったかごを元に戻す。


「島崎君、本当に良いの?任せちゃって」

「はい。俺は千佳を支えたいんです」

強い眼差しで千佳の親に言った。


「そう。千佳を頼んだわよ。もちろん私も千佳の傍にいるけど(笑)」

「はい」


千佳……お前は俺が守る。