青い空 恋の色

優子saidー

放課後。私は島崎君を呼び出した。

「何?話って」

「あの女、誰?」

私は単刀直入に聞いた。


千佳が無理しているのは一目瞭然だった。

私でも分かったんだから、彼氏の島崎君なら気づいてるはず。
なのに何もしないなんて……。


「あの、女?」

「トボけないで。島崎君にベタベタしてるあの女よ。一体誰なの?」

「……別に良いじゃん。誰だって」

ペシンッ

「ふざけないで!千佳がどれだけ辛い想いしてるか分かってる!?私に心配かけないようにあんな無理して!あんただって気づいてるでしょ!?」

「っ。仕方ねぇんだよ……。これも……あいつを守る為なんだ……」

「はぁ!?」

わけ分かんない。

千佳に辛い想いさせといて何が守るよ。

「とにかく!もう……俺には関わらないでくれ」

島崎君は襟首を掴んでいた私の手を離し、去っていった。


何でよ。
あんなにラブラブだったじゃん。

なのに何で……。

あんたの愛はそんなもんだったの?

……島崎君の馬鹿。