ー夜

『へぇ。喜んでくれたんだ。良かったじゃん』

「うん。ありがとう、教えてくれて」

『どういたしまして♪』


私も上機嫌だし、優子ちゃんも機嫌良いみたい。


「それでね。その日に来ていく服、一緒に買いに行って欲しいんだけど」

『もちろん良いよ!とっておきの可愛いコーデしてあげる♪』

「ありがとう!」

『じゃ、また明日』

「うん!」


私は電話を切ると、お風呂に入って寝た。



まだ知らなかったんだよね。
まさか、私達を壊す魔の手が近づいてるなんて。