「さ、解除出来るかな?何も解説書とかないけど」
「……」
「れ、蓮斗……」
ど、どうしよう。
私が死ぬだけじゃなく、蓮斗や優子ちゃんにも危害が……
でも爆弾の解除方法なんて分かるわけないし……。
「……千佳、鋏持ってるか?」
「え?うん。持ってるけど……」
何に使うんだろ。
「爆弾の解体作業に使う。ちょっとこしょばいかもしらねぇけど、我慢してくれ」
「え!?」
蓮斗分かるの!?
「昔、TVでやってるの見た」
……どんな番組よ。
「あははははははは!!!!」
蓮斗の後ろで川本君が思いっきり笑っていた。
「何がおかしい」
無表情で蓮斗は笑い潰れる川本君を見た。
「だってさ、どう考えたって無理でしょ!ただの一般人が爆弾を解除するなんて!」
笑いながら川本君は言った。
「……」
ひたすら睨みを効かす、蓮斗。


