青い空 恋の色

「れ、れん……」

チュッ……

う、嘘……

わ、私……蓮斗と……初恋の人とキスしてる……//


「これでいいか?」

「っ……。なーんだ。つまんないの。それならそうと早く言ってよねー。ま、最初から興味なんてなかったけど?」

川本君が怪しげな笑みを浮かべて言った。


どういう事?


「千佳ちゃん。俺さ、最初からあんたに惚れてなんてなかったの」

「……え?」

え!?

じゃあキスしたのは嘘なの!?
あの告白も?

少しドキドキしたのに……。


「てめぇ……」

「君なら簡単に騙せると思ってねぇ」

だ、騙す?

「騙すだと?」

「そ。こいつらの元へ連れていけると思ってたんだけど。彼氏がいるならしょうがないよねぇ。俺の正体知っちゃったわけだし?」

いやいや。
貴方が勝手に話し出したのでは……?


「来てもらおうか」

「どこに……!」

「蓮斗!?」

蓮斗がいきなり気を失った。

バタンッ

「優子ちゃん!」

優子ちゃんまで……。

「ん……!んんー!……」

私も気を失った。

気を失う直前に見えたのは黒い服を着た男数人の姿だった。